こんにちは。幸せ終活アドバイザー 札幌の行政書士 岡田七枝です。
昨年からお手伝いしている老人会のハンドベルサークル♪ 2024年になって、みなさん新しい曲に挑戦しています。
教え方が斬新なんですよね、これなら楽譜が読めない人でも参加できる、いつもみなさん楽しそう(^^)
それでは、本日の本題です。
私がサポーター登録している「NPO法人 北海道若年認知症の人と家族の会」の、「ひまわり通信」が届きました。
ひまわり通信は、情報が盛りだくさんなんですよね(^^)
本日は、私の「手作りルーンストーン」と共にご紹介します。
テーマが「本人の人柄が変わってしまったと感じるとき」のつどいが、昨年の11月に開催されました。
ご家族のさまざまなお悩みに対する、お医者さんの助言を一部抜粋しますね、苦しんでいる方々のヒントになると嬉しいです。
🍀暴言や暴力は、家族のかかわりや接し方が悪いから起きると思うことはない
🍀天気に例えると、急に入道雲が雨風を吹き出すようなもの、傘をさすと思って、別のところで雨宿りをしておさまるのを待つのがいい、いつの間にか治まっていることもある
🍀暴言や暴力を、介護者は背負い込まないこと、無理に我慢はしなくていい
🍀薬を飲むことは、介護の敗北ではない
🍀家族に暴言が向けられるのは、一番身近な介護者だから、一生懸命関わっているから怒られる、遠い親戚はわかってくれません
参加なさったご家族の方々のご感想です
🍀暴言や暴力になったとき、話をそらす、距離をおく、場面を変えるなどしてやり過ごす、そのうち治まるなど勉強になりました
🍀怒ること、薬に頼ることは悪いことではない、あの頃の自分を責めていたが誰かに頼ることの大切さを同じ悩みを持つ人や子供にも伝えたい
🍀いかに心に溜めずに乗り切っていくか見つけていきたいと思いました
🍀正解はないのでその時々向き合っていくしかないことがよくわかりました
あなたには、相談できる場所や「この人に聞いてもらいたい」と思うような人はいますか?
必ずあなたの気持ちに寄り添ってくれる場所があるはずです、諦めないでくださいね。
アルツハイマー型認知症があるとの診断を聞いて、生活の覚悟をしたご家族の体験談も掲載されていました。
🍀治る病気ではない、時間はないと思い、今後の生活についてやれることはしておかないと、と心に決めました
🍀預貯金やカードなどを整理してみると、思ったより貯金は少ないことにびっくり
🍀墓じまいや、最終的な医療の意思決定のことまで話し合い、覚悟をきめました
このように、診断を聞いてすぐに終活に取り掛かるご家族は非常に少ないです。
なぜなら、診断を聞いたときにはまず信じられない気持ちになり、そして涙がとまらなくて気持ちも不安定です。それからは、今日一日をどうやってクリアしていくか、生活していくことに集中します。
当たり前のことですよね、きっといろいろと知る前の私も同じことをしていたと思います。
それでも、終活の現場にいると、多くの方々はにっちもさっちもいかなくなってから、初めていろいろ調べ始める場合が非常に多くて、もどかしいです。
残念ながら、それでは遅いケースが多々あります。もっと早くに相談していただければ、提案できることがもっとあるのに。
ですから私は、気軽にお茶を飲みに来る感覚でお越しいただけるように、タロットカードやルーンストーンなどを使って、セラピーや占いなどで様々な想いを話していただけるように、占い師の講師に弟子入りして、占いの勉強も始めました。
行政書士事務所としてはかなり珍しいでしょうね、やるなら徹底的に(^^)
ひまわりサロンでは「若年認知症の親と向き合う、子ども世代のつどい」も、定期的に開催しています。
昨年の12月には、お弁当を食べながらホッコリゆるーく語る場になりました(^^)
🍀親に終末期が近づいてきたことの不安
🍀自分が、親の最後の医療を選択しなければならないやるせなさ、悲しみ
🍀在宅介護のタイミング
🍀親と過ごした思い出話
🍀死後の手続きや名義変更、相続
病気って、ご本人の想い、配偶者の想い、子供の想い、様々な立場で様々な想いが発生するんですよね。
私も、父が肺がんと認知症で闘っているので、その時々でいろんな想いがあります。
娘としての目線、終活の専門家としての目線、これらが入り乱れて頭がパンクするときもあります。
それでも、ひまわりサロンのみなさんのおかげで、また前に進めることが多々ありました、支援団体ってありがたいですよね(^^)
あなたには、想いを口にできる場所はありますか?よろしければ私のところに来てくださいね、行政書士事務所って思わずに来ていただいて大丈夫です。タロットカードが知恵袋になることもあるんですよ(^^)