目を開けた瞬間、性別違和があったら?

こんにちは。幸せ終活アドバイザー 札幌の行政書士 岡田七枝です。

先日、「北海道LGBTネットワーク 市民向け講座」に、参加してきました。



テーマは、「新しい隣人 性的マイノリティ」

「このテーマの、新しい隣人て、どういう意図でつけたんですか?当事者の私は、違和感を感じました」というご質問に対しても、冷静に「気づいていなかったでしょうけど、ずっと近くに居たよってメッセージが、込められています」と、答えていました。

とてもわかりやすい資料と、優しさや思いやりが伝わってくる話し方でした。



印象的だった言葉が、たくさんあります。

☆理解しなくていいから、不平等を解消して
☆気づいたらそうだった、選んだわけじゃない、それが性的指向
☆いろんな言葉がありますが、言葉を覚えてほしいわけじゃない、当事者非当事者関係なく、みなさんが自分で自分を受け入れて、自分自身を尊重できるようになってください

当事者の方々を傷つけない方法も、いくつか教えてくださいました。

◎笑いのネタにする人がいたら→同調しないで、冷静に返事をする
🍀「社会には同性愛の方も、当然いらっしゃいますよね」
🍀「弊社でも、最近研修がありました」
🍀「札幌市にもパートナーシップ制度ありますね」
🍀「自分たちもまだまだ勉強中です」

特に印象的だったのは、「自分がその場にいて、笑わないだけでも違う」



当事者と、非当事者の意識の違いにも触れていました。

当事者は
◎知られたら恥
◎絶対にバレたらダメ
◎知られたら生きていけない
◎すべてが終わる

非当事者は
◎個人的なこと
◎単なる趣味

このように、まったく認識が違うために、簡単にアウティング(周囲にバラす)してしまう。

場合によっては「言いづらいだろうから言ってあげたよ」というような、親切心や善意だと思っているケースがあるのが、とても危険ですね。アウティングは、命にかかわることだということです。

人の立場で考えるって、とても難しいと思うんです、そんなときのために「正義論の命題」を教えてくれました。

あなたが目をつぶって、ふたたび目を開けた瞬間、自分の性別に違和感があったら、この世で生きていくのはどうですか?今までと変わらず、平和に楽しく安全に生きていけますか?

今回お話しいただいたのは、行政書士とファイナンシャルプランナーの資格をお持ちの先生、非常にわかりやすく丁寧にお話ししてくれました。

また、今回の資料やお話しだけではなく、リーフレットなどもたくさんいただきました。

性的マイノリティにかぎらず「おひとり様の終活」は、誰にでも必要だと感じている私には、とても嬉しい宝の山となりました。

私の事務所でも、性的マイノリティの方々への支援をしております、お気軽にお問い合わせください。